2011年1月15日

実践 F# 関数型プログラミング入門

1章、結構面白いですね。
歴史とか、不遇とか。
読み物で構成されている。

2章、リファレンス的な内容。

3章、F#の基本と特徴。

4章、基本的な関数とか演算の説明。
この辺りまでは普通に理解できる、普通の人だったら挫折しないであろうと思う。

5章、この章でF#らしいところが出てくる感じですかね。
型推論について、ここで登場するんですけど、もっと前に出てきててもいいような。
ただし、読者対象が例えばC#プログラマを対象としてたらもっと前の方がいいような気がするんですけど。
自分の印象としては、型推論は結構肝になるような気がしてたから、もっと紙面を割いてもよさそうな気がするのですが。
その他、例えばパターンマッチとかfunction式とかレコードとか判別共用体とか単独ではある程度わかるけど、一気に言われるとちょっと難しいですね。
これは、段々わかってくると思うけど、ちょっと不安になるし式の見た目が慣れていないので身構えてしまう。
ジェネリックももう少し多めに解説してほしいような、ちょっと短いんじゃないかなと。
この量については著者も悩んだろうなと思うのですが、5章は全体的に短い印象ですね。

6章、この辺りから実践向けの内容。

7章、この章を自分の物にできるかどうかが大きな分かれ目って感じですかね。
コンス「::」と結合「List.append」の違いの注意が弱いんじゃないかなとちょっと心配。

8章、ちょっと難しかった。
再読の必要があるかと。

9章、.NET Frameworkのライブラリの説明。

10章、 実践的な話題。
実際の開発では役に立つと思う。

11章、

12章、実践的な内容、PowerPackの説明。
ASP.NETの説明はとても興味深い。

全体的な印象では「駆け足」で説明って感じです。